2005年のお知らせ
「ラーメン花月・平和神軍事件」の刑事裁判の第五回公判が終わりました。
追加した証拠の読み上げと、グロービート・ジャパン社長、黒須伸一(北条晋一)氏の
尋問が行われました。
公判の様子が多くのブログで書かれています。
弁護士山口貴士大いに語る: グロービートジャパン(らあめん花月)・日本平和神軍事件の期日のご報告
グロービートジャパンの社長は、1億円以上の報酬をもらいながらも単なる「お飾り」か?? - 悪の最新情報
酔うぞの遠めがね: 平和神軍裁判・傍聴12月20日
酔うぞの遠めがね: 平和神軍裁判・裁判長の大問題発言
酔うぞの遠めがね: 平和神軍裁判・裁判長の大問題発言その2
Seminar will never
die...? 事実を書くと面白おかしくなる裁判
13Hz!: 裁判長、証言拒否を「ケースバイケースで‥‥」と認める
次回の第六回公判は、
2006年1月27日(金)午後1:30から、425号法廷にて行われます。
「ラーメン花月・平和神軍事件」の刑事裁判の第四回公判が終わりました。
威力業務妨害:東京地裁に被告ら中傷の紙 開廷遅れる
上の
毎日新聞の記事や
紀藤先生のブログ、
山口先生のブログ、
悪徳商法マニアックス(本館)、
悪徳商法マニアックス(ココログ支店)でも書かれていますが、
第四回公判が行われる法廷の傍聴席の入口に、貼り紙がされていました。
紙の上半分には黒須英治氏の写真があり、下半分には、紀藤先生、山口先生、荻上先生、
そして私を中傷、脅迫する文章がありました。
黒須英治氏を「現代の仏陀」と言い、その黒須氏に謝るよう要求し、
「お前達が地獄に落ちる前に」などとまで書かれています。
これは、この裁判に協力して下さる方々全員に対する脅迫であり、
そして司法制度そのものに対する挑戦です。
この悪質な行為により、第四回公判で行われるはずだった黒須伸一氏の尋問は
次回期日に回されることになりました。
私は、裁判を妨害した犯人を許すことができません。
警視庁丸の内署には、一刻も早く犯人を捕まえて欲しいと切に願います。
ご傍聴に来て下さった皆様、本当に有難うございました。
今回、このような事件が起こったため、次回の公判は警備法廷となりました。
次回、第五回公判は
2005年12月20日(火)午後1:30から、426号法廷にて行われます。
また、第七回公判の期日が変更され、
2006年2月27日(月)となりました。
なお、第六回以降の公判期日は以下の通りです。
第六回公判:2006年1月27日(金)午後1:30から
第七回公判:2006年2月27日(月)午後1:30から
第八回公判:2006年3月22日(水)午後1:30から
「ラーメン花月・平和神軍事件」の刑事裁判の第三回公判が終わりました。
残りの証拠の読み上げと、グロービート・ジャパン社長、黒須伸一(北条晋一)氏の
尋問が行われました。
尋問で株主構成について聞かれた黒須伸一氏は、
日本平和神軍総督、黒須英治氏が総株式数の過半数である51%を保有していると答えました。
(株式会社における取締役、監査役は、株主総会における多数決で決定されますから、
黒須英治氏が事実上自由に、グロービート・ジャパンの役員を任命することも
可能な立場にあります)
民事の上告審は10月13日、残念ながら棄却となってしまいましたが、
民事でこの事実が公開されていたらと思うと、悔しい思いで一杯です。
次回の第四回公判は
11月25日(金)午後1:30から、522号法廷にて行われます。
次回も黒須伸一氏の尋問が行われる予定です。
ご傍聴に来て頂いた皆様、本当に有難うございました。
なお、第五回以降の公判期日は以下の通りです。
第五回公判:2005年12月20日(火)午後1:30から
第六回公判:2006年1月27日(金)午後1:30から
第七回公判:2006年2月22日(水)午後1:30から
第八回公判:2006年3月22日(水)午後1:30から
「ラーメン花月・平和神軍事件」の刑事裁判の第二回公判が終わりました。
グロービート・ジャパン会長、黒須英治(ペンネーム・中杉弘)氏の説法テープも無事流され、
こちら側の証拠の一部についても読み上げることができました。
ご傍聴に来て頂いた皆様に感謝致します。
次回の第三回公判は
10月31日(月)午後1:30から、522号法廷にて行われます。
刑事裁判の第二回公判は
10月3日(月)午後1:30から、425号法廷にて行われます。
民事でも証拠として提出した、グロービート・ジャパン会長、黒須英治(ペンネーム・中杉弘)氏の
有難い説法テープを聞くことができますので、是非ご傍聴お願いします。
刑事裁判の第一回公判で読み上げた、被告人意見陳述の全文をアップさせて頂きます。
平成16年刑(わ)第5630号 名誉毀損被告事件
意見陳述要旨
東京地方裁判所刑事3部御中
平成17年6月27日
この度は、私が、グロービート・ジャパン株式会社の名誉を毀損したとして起訴されました。起訴状記載の公訴事実については、括弧書きの中の記載を私が、ホームページ上で述べたことはそのとおりです。
しかし、私は、花月食品の名誉を毀損しようと企てたことはありませんし、また、記載内容は、虚偽ではありません。
そこで今回の事件について、起訴されたこと自体の不当性と、私の行為に何ら違法性がないことについて正しく理解していただくために、まず背景事情について述べさせていただいた上で、違法性、責任がないことについて、最後に述べさせていただきます。
第1 日本平和神軍という団体について
私のホームページの題名が「平和神軍観察会 逝き逝きて平和神軍」であることからも分かることですが、私は日本平和神軍総督、黒須英治氏を中心とした、日本平和神軍とその関連団体に関する記事を公開してきました。今回の事件についてご理解を頂くためには、まず「日本平和神軍」という団体について説明する必要があります。
1 反社会的な差別主義
平和神軍が常軌を逸している点の一つに、異常なまでの差別主義があります。
平和神軍のホームページでは「朝鮮奴隷」という言葉を多用し、また「この世界には犬を食らい 人間を食らう民族がいる この人達は人間なのだろうか 友を食らい仲間を食らう それを鬼というのではなかろうか 人の痛みが分からねばとても人間とはいわれまい」という酷い発言を堂々と載せています。
他にも、「隣国は犬を食べる野獣」「シナ人は野蛮人である なぜか? 人間を食うからである」「例えばシナ人は生きた人間の生肉を食べるとか、殺した人間を塩ずけにし塩辛にする(醤)、生きた人間の頭を割り脳みそをスプーンで食べる」「シナ人よ 日本人を神の国の人と認め世界の天子・天皇陛下をあがめよ」などの発言があります。
平和神軍が作成した別のホームページでも、「昔、近所に朝鮮人にいじめられて泣いた時、『この包丁で殺してこい!』とおばあちゃんに言われました」「朝鮮人を見たら怒鳴り飛ばせ!」と書かれています。
2 極右的思想とオカルト的思考
平和神軍は、自らを軍隊と称し、極端に右翼的思考をする団体で、加えて神憑り的です。
平和神軍のホームページには「日本の中心は天皇であり日本国は世界の中心である」「我々は、神国日本の民である」「天皇こそ現人神であり時空をこえた神の証明である」「天皇は宇宙の中心」「核武装国家 これが21世紀の神国日本のあるべき姿だ」という記述があります。
また、平和神軍が作成した「神癒」というホームページには、「大神様による奇跡で病気が癒される」「大神様(天照大神様)が、日本平和神軍の道場に降臨されています」というオカルト的な記述があります。
3 法華経以外を否定する宗教的排他主義
平和神軍は右翼であると同時に、法華経を奉じる宗教団体でもあります。
「南無妙法蓮華経は日本国の新仏教なのです。我々はこれ以外の仏教を認めません」「神国日本の新しい本仏(全ての人が渇仰し救いを与える教主)が日蓮大聖人なのです」「キリスト教のような宗教は終末観一つみても邪教であると断言できます」と、極めて排他的な思想をホームページで開陳しています。
4 自らの神格化と批判者を脅迫する犯罪者的集団
黒須英治氏はホームページ上で、「僕は仏陀である」「世界で僕くらい偉大な人間はおるまい 最近はますます強烈に自覚するようになった 世界は僕により感化され すべての人民は僕の教えを信受すべきである」と発言しています。
そして、批判者に対しては極めて脅迫的です。私がホームページ上で平和神軍の批判をすると、「正体が分かり次第、私が参上するぞ! 直ちに平和神軍への誹謗中傷を止めなさい」と書かれた、裸で日本刀を抜いている三島由紀夫の画像を添付した脅迫メールを送りつけたり、平和神軍のホームページ上で、私の個人情報に50万円の懸賞金を掛けたり、私に対する殺人予告ともとれる掲示板への書き込みをしたり、私の自宅前に物を置いて帰るなどの行動に出てきました。
5 以上の観点から、平和神軍は極めて危険で、反社会的なカルト集団と言えます。
第2 グロービート・ジャパンと平和神軍の関係について
グロービート・ジャパンは「ニンニクげんこつラーメン花月」という200店舗を越えるラーメンチェーンを運営している会社です。
平成14年6月まで花月食品という社名だったこの会社は、右翼系カルト教団である「日本平和神軍」が母体の企業です。
花月の設立時の取締役は黒須英治氏の3人の息子と娘婿のみ、監査役は黒須英治氏の跡を受けて日経企画の代表取締役に就任した人です。次男の黒須直治氏は、黒須英治氏が代表取締役を務めていた会社である日経企画の取締役も、一時期兼任していました。
この日経企画は黒須英治氏(ペンネーム・中杉弘)の著書を出版していますが、花月のフランチャイズ店の内装も請け負っているのです。
会社概要の主要株主欄にも黒須英治氏の名前があり、グロービート・ジャパンは明らかに同族会社と言えます。
雑誌でも黒須英治氏は、『花月食品』の事実上のオーナー、会長と書かれており、黒須英治氏もぷららネットワークスへの抗議通知で「会長 黒須英治」名義を使っています。会長直通電話が、平和神軍の関連団体であるイオンド大学日本校東京本部内の電話番号と同一です。
平成12年、新潟のグロービート・ジャパンのフランチャイズ店の店長である加藤氏が、花月と平和神軍の関係について問い合わせたところ、花月から契約解除通知が送りつけられ、黒須英治氏が直接「何か文句あるのか!!」「宗教がラーメンやって悪いのか」「ふざけたら殺すぞ」と電話を掛けてきました。
私の民事裁判でも、黒須英治氏からの申し出により和解交渉を行うことになりましたが、和解交渉の席で彼は自身の口で、自らが会長であり、民事訴訟の帰趨を決める権限を持っていることを強調していました。
平和神軍の総督黒須英治氏が、グロービート・ジャパンの実質的な支配者であることは明らかです。
民事第一審では残念ながら不当にも敗訴してしまいましたが、その判決が下されたその日のうちに、原告はグロービート・ジャパンであるはずなのに、平和神軍のホームページに「平和神軍全面勝訴!」と掲載されるなど、彼らは自ら一体であることを表明しています。
民事訴訟において、平和神軍とグロービート・ジャパンの関係性、一体性を示す多数の証拠を提出してきましたが、高裁では、その多くが事実として認定されました。詳細は弁護人意見陳述で説明しますが、以上のとおり、日本平和神軍をグロービート・ジャパンの母体とみなしても何ら問題はありません。
第3 黒須英治氏の問題について
「日本平和神軍」の総督、「グロービート・ジャパン」の会長、「イオンド大学」の総長など、平和神軍とその傘下の団体を支配する黒須英治氏について述べさせて頂きます。
1 宗教法人ブローカー
黒須英治氏は、NHKに「宗教法人コンサルタント」として出演したり、茨城の宗教法人を乗っ取ったとして訴えられたことや、そしてオウムが宗教法人を買いに来たことなどの件で、宗教法人売買を手掛ける人物として雑誌で取り上げられました。この事実については、高裁判決でも認められています。
2 学位製造所「イオンド大学」
そして黒須英治氏は「イオンド大学」という「大学」も創立しています。
この「大学」には、催眠学部や未知現象研究学部なども存在し、オカルト雑誌「ムー」に広告を出していました。「米国ハワイ州認可」と称していますが、ハワイの住所はオフィスの一室で、キャンパスは存在しません。
日本にはイオンド大学という学校法人はありません。
最近では健康食品の販売も行っており、「大学」のブランドを活かして、今や販売代理店が350店舗を越えております。
3 オカルト、催眠術を商売に利用
表紙に「医者で治らぬ病気を治す!!」というキャッチコピーが載っている「中杉弘(黒須英治)の驚異の催眠霊気功」という本を日経企画が出版しています。
また、「ムー」の広告では念力で映し出した「神武天皇の神霊写真」を1万円で売ろうとしたり、国際催眠大学校の広告や催眠神秘会の広告で催眠術を売り物にています。
いずれも、病気やコンプレックスに付け込み、法外な金を徴収する悪質な商売です。
4 強烈な差別主義
日本平和神軍の反社会的差別主義については既に指摘しましたが、実際に和解交渉の場で、黒須英治氏は、私の目の前で、山口貴士先生に向かっていきなり「朝鮮人か!」と激しく罵りました。
5 以上に挙げた通り、黒須英治氏は極めて問題の多い活動を行ってきた、危険な人物です。
第4 ホームページの公開と執拗な脅迫、突然の提訴
1 グロービート・ジャパンへの危惧
以上のとおり、黒須英治氏は、フランチャイズチェーンをはじめ、手広く事業を営んでいる、宗教法人売買などの経歴を持つ、単なる一市民とは到底言い難い人物です。
しかも同氏が会長をつとめるグロービート・ジャパンは200店舗を越えるチェーン店を持ち、チェーン店の売上高は2001年には109.8億になるなど、その事業規模は年々拡大を続けています。黒須英治氏の狂信的な思想を考えれば、一般市民が日本平和神軍について知らされないで、これに関わることについての問題性を感じました。
私がホームページに日本平和神軍の記事を最初に載せたのは、1999年の8月頃だったと記憶しています。
ホームページを公開している間、実際、私は、平和神軍関係者から執拗な脅迫を受け続けました。脅迫の内容については、後で詳しく述べますが、殺人予告との取れる脅しを受けながらも、私がホームページを閉鎖しなかった理由は、平和神軍やその関連団体について、広く世の中に知ってもらう必要があると考えたからです。脅迫に屈してホームページを閉鎖することは、インターネット上にタブーが生まれることにつながり、ひいては市民の知る権利の侵害につながってしまいます。だからこそ、私は脅えながらも、ホームページの公開を続けたのです。
2 「仏罰」「神罰」とメールで脅迫
まず、日本平和神軍は批判者である私に対して、嫌がらせや「仏罰」「神罰」と称して脅迫のメールを送りつけてきました。
3 50万の懸賞金
平成13年7月、日本平和神軍のホームページに、私の個人情報に50万円の懸賞金を掛けると記述した記事が公開されました。
また、「正体が分かり次第、私が参上するぞ! 直ちに平和神軍への誹謗中傷を止めなさい」と書かれた、裸で日本刀を抜いている三島由紀夫の画像を添付した脅迫メールも送られてきました。
4 登記簿を公開後、さらに激しくなった脅迫
私は脅しに屈せず、平成14年7月、グロービート・ジャパン、日経企画の登記簿をネットに公開しました。その目的はグロービート・ジャパンと平和神軍の関係を世に知らしめるためであり、登記簿に載っていた取締役、監査役の住所は隠しました。
しかし、それにもかかわらず、彼らの脅迫はさらに活発化しました。
平和神軍関係者とみられる者から、「君がやっていることは『殺されてもしようがない』こと」「次瀬君このことをこころえ 反省しなさい 偉大なる中杉総督にわびなさい 地獄にいくのをさけるために」と殺人予告とも取れる脅迫が行われました。
その後も、殺人を示唆した書き込みを含む脅迫行為は続きました。
5 掲示板で私の本名を公開
平成15年に入ってからは、日本平和神軍の私に対する攻撃は一層苛烈を極めました。
私の住んでいるアパートの様子をそれとなくにおわせる脅迫が、私のホームページの掲示板に何度と無く書き込まれました。
そして、1月22日には、彼らは私の本名を書き込みました。
6 日本平和神軍による宣戦布告
そして、平成15年1月23日、日本平和神軍のホームページには、「邪悪な陰謀を張り巡らす次瀬一派 我らも我慢の限界があるのだ 総攻撃を覚悟されたし 甘く見るなよ 平和神軍は軍隊なのだ!」という、あからさまな脅迫かつ宣戦布告が載せられました。
また、平和神軍及び私のホームページの掲示板の両方に、「愛国リーグ」と名乗る平和神軍関係者が、私を法的措置によって断罪するため、愛国リーグの窓口である平和神軍に私に関する情報の提供を呼びかける書き込みを行いました。
しかし、2月に突然私を民事で訴えてきたのは、なぜか平和神軍ではなく、グロービート・ジャパンでした。グロービート・ジャパンからは一度も直接の警告はありませんでした。
7 自宅にまで及ぶ脅迫
私に対する脅迫は、インターネット外でも行われました。平成15年2月、私が帰宅したとき、玄関のドアの前にコーラの缶が置かれ、ドアノブには傘が掛けられていました。
私は不審に思い、私のホームページの掲示板を見たところ、平和神軍関係者による、「音もなく 突然の訪問者 コーラのビンはお土産で やぶれた傘は御礼だ 朝も夜も犯罪者は眠れない 頭が薪割りで立ち割られる夢で うなされ汗びっしょりだ カルマは消えない ユダのように 永遠の地獄でいきるのだ 日本人を適に回した恐ろしさ ギロチンで切り落とされた首を さがしてさまよう犯罪者 地獄の訪問者は突然くる」という殺人予告とも受け取れる書き込みがありました。
8 警察に相談
余りにも脅迫行為が止まなかったので、平成15年2月7日、私はやむなく警察に相談に行き、そのことを掲示板に告知し、黒須英治氏自身がかつてイオンド大学日本校の代表取締役を務めていたことを証明するため、イオンド大学日本校の閉鎖登記をホームページにアップしました。この行動によって、脅迫には屈しないというメッセージを日本平和神軍に対して付きつけました。
しかし、彼らの脅迫が止むことはありませんでした。
9 恫喝的な民事提訴
2月18日、訴状が届いたときの衝撃は忘れられません。訴状の「訴訟物の価額 3,150万円」の文字には目がくらむ思いでした。個人資産も無い、一個人が払える金額ではありません。
私を屈服させるために、インターネット上で脅迫を行い、玄関にコーラの缶と傘を置いて示威行為を行い、それで無理ならば、グロービート・ジャパン名義で、3,150万という巨額の請求でもって恫喝する。これが平和神軍のやり方です。
第5 不当起訴
これまでに述べてきたこと、すなわち日本平和神軍の異常性、不当性、その犯罪性については、検察官の事情聴取でも述べました。
それにも関わらず、平成16年末に起訴されてしまいました。私に対して脅迫行為を行ったことを放置しておきながら、私だけを起訴するという不当なものです。
そして、起訴された表現は、私のホームページのごく一部に過ぎません。民事裁判でグロービート・ジャパンが名誉毀損として挙げたのも私のホームページの一部のみですが、起訴状に記載されている表現は、さらにその中のごく一部です。わずかな一部分のみを取り上げて、大意を汲み取ろうとせず、それに刑事罰を与えようとする不当な起訴には断固として闘います。
また起訴状に記載された表現は遅くとも平成15年の4月には削除されており、1年半以上前に削除されている表現に対して起訴するのは明らかに不当です。
加えてフランチャイズ店に加盟することは、そのチェーン店を運営している企業に人生を託することになるのであるから、その企業の実態がどのようなものであるかということは明らかにされるべきです。
私はカルト集団である日本平和神軍と密接な関係性、一体性を持ちながら、その関係性を隠蔽しているグロービート・ジャパンが一般市民を相手に大規模な事業活動を行っていることに義憤を感じ、真実を知らない一般市民の知る権利に奉仕することを目的として、グロービート・ジャパンに関する記事をホームページ上に公開したのです。これが公益目的であることは明らかです。
平和神軍とグロービート・ジャパンの関係性についても、高裁判決で数々の証拠が事実として認定されました。先程も説明したとおり、両者を一体とみなしても何ら問題はなく、私のホームページの記事は真実に基づくと言えます。
グロービート・ジャパンの母体が右翼系カルト集団である平和神軍であり、その一体性から、グロービート・ジャパン自体をカルト集団であると記載したことは、真実であり、そう信じることに何ら相当性を欠くとは思えません。
さらに「ここまで実態とかけ離れているのもめずらしい。」という記載は、給料のサバ読みのことを意味しているのではなく、就職情報誌には、一般的に給料のサバ読み程度の虚偽的な記載はあるけれども、グロービート・ジャパンについては、母体が右翼系カルト平和神軍であることや、FC店を開くときに、自宅を無理矢理担保に入れられること、『店が持てる、店長になれる』と調子のいいことばかり述べていることを示して、広告内容と、その実態があまりにもかけ離れていることについて指摘したものです。
これについても、上述した平和神軍が右翼系カルト集団であること、加藤店長の話などから、FC開店にあたり、このような目に遭うということについては、真実であり、かつ、信じるについて相当な根拠があったのです。
文字どおり星の数ほどのホームページがある状態で、検索エンジンに引っ掛かり、読者に見てもらうためには、ある程度扇情的な表現を用いる必要があります。
また、日本平和神軍のホームページ自体に、侮蔑的表現が繰り返されているため、彼らを扱った私のページに一定程度の侮蔑的表現が存在しているかもしれませんが、私の一部表現のみを恣意的に問題にすることは本件の本質を歪めるものです。侮蔑的、揶揄的な表現というだけで起訴されるのは明らかに不当です。
第6 終わりに−裁判所への希望
今回の裁判がどうなるかは、今後のインターネット上の表現の自由の行く末に影響します。
社会的に問題のあるカルトの情報というのは、既存のメディアではなかなか取り上げないので、この隙間を埋めるのもインターネットの役目です。
しかし、大抵のホームページは個人によって運営されており、批判対象の団体から脅しを受けた場合、訴えられる前にホームページを消して撤退するのがほとんどです。訴える側は裁判をやれるだけの力があるのに、訴えられる側は対抗できる力を持っていません。
そして、批判者を恫喝し、訴えるだけの力を持つ、極めて問題のある企業、団体でありながら、知名度が低いと問題も隠蔽されやすいのです。
今回の事件の実態は、このような平和神軍が、批判者である私を恫喝する一環として、民事訴訟を提起し、そして、刑事告発をしたというものです。
このような不当な行為に対して、検察や裁判所が加勢するような事態があるとすれば、我が国の表現の自由はまさに風前の灯火です。
したがって、私は断固として、無罪を勝ち取るまで闘う所存ですし、裁判所におかれましては、本件の実態が以上のようなことに考慮していただき、公平かつ慎重な審理をお願いし、早期に無罪判決を出していただくようお願い申し上げます。
以上 |
刑事裁判の第一回公判が終わりました。
裁判官の真正面で20分ほど意見陳述をすることになったわけですが、
ところどころ詰まりながらも、何とか無事に終えることができました。
ご傍聴頂いた皆様、本当に有難うございました。
次回期日は
10月3日(月)午後1:30から、425号法廷にて行われます。
インターネット上の表現が原因で起訴されてしまったという非常に珍しい事件ですが、
次回はとても興味深い展開になりそうなので、是非ご傍聴お願いします。
第一回公判の詳細については、順次書面を公開することで御報告させて頂きますが、
とりあえず起訴状をアップさせて頂きますので、御笑覧ください。
6月27日(月)午後1:30から、425号法廷にて刑事裁判の第一回公判が開かれます。
傍聴には傍聴券が必要です。
午後1:15から傍聴券が先着順で交付されますので、来られる方はお早めにお願いします。
召喚状アップしました。27日は是非、東京地裁へ。
平成17年5月25日、東京高裁で私を控訴人、グロービートジャパンを被控訴人とする
裁判の判決が出されました。
判決の主文は以下の通りです。
1 控訴人の控訴に基づき原判決を次のとおり変更する。
ア 控訴人は、被控訴人に対し、金77万円及びこれに対する平成15年2月19日から
支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
イ 被控訴人のその余の請求を棄却する。
2 本件附帯控訴を棄却する。
3 訴訟費用は、第1、2審を通じてこれを40分し、その1を控訴人の負担とし、その余を
被控訴人の負担とする。 |
ちなみに、
被控訴人の「本件附帯控訴」の趣旨は以下の通りです。
(1) 原判決を次のとおり変更する。
(2) 控訴人は、被控訴人に対し、3150万円及びこれに対する平成15年2月19日から
支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
(3) 控訴人は、日本経済新聞全国版に別紙記載の謝罪広告を別紙記載の条件で1回
掲載せよ。
(4) 訴訟費用は、第1、2審とも、控訴人の負担とする。
(5) 仮執行の宣言 |
判決の一部分を抜粋しましたので、ご覧下さい。
公益性についての判断
3 利害の公益性について
事実を摘示しての名誉毀損にあっては、その行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあった場合に、摘示された事実がその重要な部分について真実であることの証明があったときには、上記行為には違法性がなく、仮に上記証明がないときにも、行為者において上記事実の重要な部分を真実と信ずるについて相当の理由があれば、その故意又は過失は否定される(最高裁昭和41年6月23日第一小法廷判決・民集20巻5号1118頁、最高裁昭和58年10月20日第一小法廷判決・裁判集民事140号177頁参照)。一方、ある事実を基礎としての意見ないし論評の表明による名誉毀損にあっては、その行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあった場合に、上記意見ないし論評の前提としている事実が重要な部分について真実であることの証明があったときには、人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評としての域を逸脱したものでない限り、上記行為は違法性を欠くものというべきであり、仮に上記証明がないときにも、行為者において上記事実を真実と信ずるについて相当な理由があれば、その故意又は過失は否定される(最高裁平成元年12月21日第一小法廷判決・民集43巻12号2252頁、最高裁平成9年9月9日第三小法廷判決・民集51巻8号3804頁参照)。
本件記事は、200店舗を超える直営店ないし加盟店を有しているフランチャイズ事業を営む株式会社である被控訴人と日本平和神軍との密接な関係に言及するものであるところ、日本平和神軍は軍隊であると標榜し、尊王開国の志士を育てることを教育目標の一つとしている団体であり(乙23の4、66)、その主催者黒須英治
(別名中杉弘)は、宗教法人売買を手がけていると報道されたことがあり(乙1、2)、宗教法人宝榮山妙法寺の代表役員を務め(乙6)、「催眠神秘会」を創立して運営し(乙5、19)、ハワイ州の認可を受けて設立したというイオンド大学の総長を務める(乙76、77、81)などの活動をしている者であるから、社会的に上記のような活動をしている
両者の関係を問題とすることは、被控訴人の経済活動の上記の規模等に照らすと、公共の利害に関する事実に係るものである。 |
被控訴人と日本平和神軍の密接な関係に関する判断(読み易くするため、人名を赤字にしました)
証拠(甲19、21、乙1、2、5、7の1〜5、8の1〜6、9の1〜3、10〜12、17、28、30の1、32、36、45及び46の各1〜3、48の2、51の5、64、66、67、76、92、93の1〜6、96、98、108、109)並びに弁論の全趣旨によれば、次の事実を認めることができる。
被控訴人の代表者黒須伸一(別名北条晋一)は黒須英治の長男であり、その長女の夫が被控訴人の副社長見嘉弘である。黒須英治の次男の黒須直治及び3男の黒須博史も被控訴人の取締役である。以上の者はいずれも被控訴人の「主要株主」として会社概要(乙109)に記載されている。平成15年11月まで被控訴人の監査役を務めていた見目巌は黒須英治が設立し、被控訴人の店舗の内装を請け負っている株式会社日経企画(以下「日経企画」という。乙108)の取締役であり、黒須直治も平成12年1月30日まで日経企画の取締役をしていた(乙8の6)。また、見嘉弘はイオンド大学の教授に就任している(乙76)。被控訴人の所有する「花月荘」と黒須英治の運営する「日本催眠カレッジ」の所在地は同一(静岡県伊東市八幡野字萩ヶ洞1086−48)であり(乙45の1〜3、46の1〜3、47の1)、東京都杉並区高円寺南二丁目所在の被控訴人所有の「花月第1ビル」をイオンド大学が使用している(乙92、93の5・6)。前記被控訴人の中木戸店店長加藤誠実が被控訴人に日本平和神軍との関係を問い合わせたところ、黒須英治が加藤に電話を掛けて来たことがある(乙32の351番)。日本平和神軍の中佐であり、イオンド大学の教授である佐々木千夏は「速やかにイオンド大学、被控訴人の名誉毀損はやめなさい。」とのメールを控訴人に送り(乙51の5、76)、日経企画取締役小野瀬正敏は、イオンド大学及び日本平和神軍と被控訴人とが「2ちゃんねるを裁判に訴える用意をしています。」として、スレッド当の削除要求をしている(乙8の1、96)。被控訴人の請求を一部認容した原判決が言い渡された当日の夕方には日本平和神軍のホームページに「日本平和神軍全面勝訴」と掲載された(乙66、67)。市販されている雑誌に黒須英治を被控訴人の「会長を務める」(乙1)又は「日経企画を経営し、被控訴人の事実上のオーナーでもある」とする記事(乙2)があり、黒須英治自身が被控訴人の会長であるという発言をしている(乙36)。また、平成15年10月8日に控訴人及び同代理人弁護士と黒須英治が話し合いをしたことがあるが、その席上黒須英治は本件訴訟を取り下げできるのは自分だけであるなどと発言していた。
異常によれば、被控訴人の代表取締役黒須伸一その他取締役と日本平和神軍を主催する黒須英治とが親子という身分関係にあるだけではなく、被控訴人の方から黒須英治に対して積極的に提携を求めたとまではいえないが、黒須英治は被控訴人のオーナーを自称するなどしており、被控訴人と黒須英治とは一定の関係があると評価することは誤りではない。 |
以上の通り、被控訴人と日本平和神軍の関係性は認められました。
しかし、上記の文章に続く判断は、到底認められるものではありません。
| ただし、そのことから、被控訴人と日本平和神軍との関係が個別の法主体性を否定されるほど一体又は極めて密接なものであるとまでいうことはできない。 |
両者の密接な関係を示す多数の証拠があるにもかかわらず、このような判断がなされてしまいました。
他にも納得のいかない点の多い、酷い判決です。
私は上告を決意しました。
最高裁でいかなる判断が下されるのか不明ですが、インターネット上の表現の自由を守るためにも、
少しでも良い結果を出せるよう、でき得る限りのことをしていきたいと思います。
今まで様々な形で応援して下さった、全ての方々に感謝致します。
民事裁判だけでなく、刑事裁判も控えており、まだ戦いは続くでしょうが、
今後ともよろしくお願い致します。
なお、刑事裁判の第一回公判は、6月27日午後1時30分から午後一杯となっています。
しかし、
2月25日に予定されていた第一回公判が、2日前の23日に期日指定が取り消されるなど、
何が起こるのか分かりません。
事態が急変する場合もありますので、申し訳ありませんが、このページや
紀藤先生のブログなどで、
事前にご確認頂けるようお願い致します。
平成17年5月25日 次瀬 徹
3月30日、民事裁判の控訴審が結審いたしました。
判決の期日は、
5月25日(水) 午後1:10です。
どのような判決が下されるのかは分かりませんが、一審判決のように公共性・公益性だけで
切られることはなく、真実性について踏み込んだ判断がなされるものと考えています。
ご傍聴頂いた皆様、有難うございました。
先日、
ウェディング問題を考える会の第2回総会で、日本平和神軍問題について講演を行いました。
かなり緊張してしまい、うまく説明できたかどうか自信ないのですが、
少なくとも問題が存在していることについては、ご理解頂けたかと思います。
私の稚拙な話を聞いて下さった、全ての方に感謝します。
| これまでの経緯 |
ラーメンチェーン店「花月」を全国的に展開する「グロービート・ジャパン」から、名誉棄損で訴えられてしまいました。民事はもちろん、刑事でも起訴され、今では刑事被告人です。
どうしてそんな事になってしまったのかというと、グロービート・ジャパンと、あるカルト集団との密接な関係性について、このサイトで指摘してきたからです。
そのカルト集団は自称「日本平和神軍」。日本平和神軍がどれほど問題のある集団かについては、後述する表「指摘された文章」の欄をご覧ください。もちろん全ての項目について、私は真実であると確信しており、この事実を広く伝えることが社会のためになると信じています。
ところが、2003年10月の民事裁判の一審判決では、フランチャイズ事業を展開する私企業であるという理由で、記事の「公共性・公益性」が否定され、真実性についてはなんら評価されず、敗訴となってしまいました。
詳しくは下記の判決の抜粋をご覧下さい。
当然、このような判決に納得するわけにはいきません。控訴して、東京高裁で戦っている最中です。
また、刑事裁判も行われることになりました。Web上の表現が名誉毀損で起訴された珍しいケースです。どのような展開になるのか見当もつきませんが、是非良き判例を確立したいと考えています。
個人が名誉毀損で訴えられる問題や、日本平和神軍問題について、ひとりでも多くの人に知って欲しいと願っています。 |
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